上海ではどうしていたの?休校・在宅勤務中の過ごし方。鉄則は「動かない」「集まらない」
休校になったら仕事はどうする?
日本もついに一斉休校の要請が。
仕事をする両親はどうするか、混乱の声が多く上がっています。
【速報 JUST IN 】全国の小中学校・高校に臨時休校要請へ 来月2日から 首相表明 #nhk_news https://t.co/1HOHApKVKs
— NHKニュース (@nhk_news) 2020年2月27日
中国も幼稚園、小中高大学、すべて一斉休校、さらに企業(ライフライン除く)も一斉在宅勤務に切り替えて1ヶ月人混みができない状態を作り収束に向かわせました。中国の場合は祖父母親戚の絆が強固だから働く親の子はほぼ預けられるけど。日本はどうなる? https://t.co/dBQ6Xy1s15
— ねねさん@ママの新型コロナ対策 (@nenenotebook) 2020年2月27日
中国も一斉休校の対応を取りましたが、
同時に企業も一斉に在宅勤務に切り替えたため、
子どもの預け先問題は起こりませんでした。
在宅勤務ができない場合は、
シッターサービスやファミリーサポートを利用したり、
近所の方と連携したりできるといいかなと思います。
台湾ではこのような対応になっています。
日本の学校もついに休校。今更?
— ねね@こどもと英語🌏 (@nene_english) 2020年2月27日
既に感染拡大しているよ😇
そして、残念すぎるのは、小さな子供を持つ親が休みを取得できるよう仕組化していないこと。
台湾は学校休校と同時に12歳以下の保護者は看護休暇を申請可とし、雇用者は拒否する権利無しという制度を発令済。https://t.co/oXt0WE84R7 https://t.co/KKrEVoUJN5
一斉休校には、感染拡大を抑制するための意図があると思うので、
そこを最重視した上で、問題を解決していきたいですね。
休校中はどう過ごす?
さて、休校中はどうすればよいのでしょうか。
上海を例にして、休校中の過ごし方をご紹介します。
上海市は1/23に武漢を封鎖してから、
全市一斉に休校・在宅勤務に切り替え、
「人との接触」を徹底的に回避させるようにしました。
当時の街中の様子です。
2020年2月4日 上海
— おもち@上海 (@omochi_chaan) 2020年2月4日
人の消えた外灘と南京東路。 pic.twitter.com/h1AGFQB2kz
全く人がいませんね。みんな自宅待機です。
こちら、普段は渋谷並みの人がいる通りです。
上海に10年住みましたが、こんな光景は見たことがありません。
国家主導のもと、市民もともに収束を目指しました。
経済的なダメージを覚悟して社会の活動を全て止めた裏には、
「集まらない」「動かない」という状態を作り、
一気に感染拡大を抑えたいという意図があります。
日本では全てを止めることはできないので、
個人の意識がとても重要になってきます。
休校中は友達と集まったりショッピングモールに遊びに行ったりせず、
自宅待機することが大切です。
休校中、上海日本人学校の対応は?
全市休校ですので、日本人学校も休校になりました。
かれこれ1ヶ月休校し、更に追加で1ヶ月延長です。
その間、家庭学習の進め方は保護者に連絡があり、
オンライン上で教材が配布されたり(都市による)、
基本的には各家庭で両親がフォローしていきます。
上海の現地校やインターではEラーニングを採用している学校も多く、
これを機に、教育現場が変わっていく感じがします。
日本の学校が休校になる場合、
中国の日本人学校の対応が参考になるでしょう。
言いにくいのですが、上海は1ヶ月以上前から緊急事態、春節休暇延長の2月1週目は「今週が正念場」で、一部企業活動が開始後の2/10からも「外部から人の流入に警戒、引き続き正念場」2/17からも「正念場」でいまだ正念場続きなので、日本の「ここ2週間が正念場」は2週間では終わらない気がするの。
— lalashanghai (@lalashanghai1) 2020年2月26日
さて、世界中で感染拡大していく中、
「正念場」はいつまで続くのでしょうか。
個人でできることをしっかりと。
Twitter(@nenenotebook)でも、
新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。