新型コロナウイルス感染症(COVID-19)まとめ、現中国在住者が実践している日常対策

新型コロナウイルス感染症(COVID-19)について、現中国在住者Twitterより日常対策をまとめます

「逆輸入」警戒の中国。日本等からの入国者に14日間の隔離措置、上海市などで実施

「逆輸入」を警戒する中国

湖北省を除く中国全土で、
新規感染者数が1桁に落ち着いてきました。

 

しかしながら、他国での感染拡大を警戒し、
上海市では一部入国者に向けて隔離措置が実施されるようです。

 

www.shanghai.cn.emb-japan.go.jp

 

上海日本国総領事館によりますと、

 

新型コロナウイルスの感染拡大防止のため,34日より,日本から上海虹橋空港及び上海浦東空港への到着便においては全旅客を対象として以下の措置が求められます。

 

「全旅客」とありますので、
国籍問わず隔離措置となります。

 

1 上海に自宅がある場合:14日間の自宅隔離が求められる方向となります。この場合,空港から自宅への移動方法については空港にて検疫当局から指示されます。

2 上海に自宅がなく,上海市に滞在する場合(出張者等の一時渡航旅客):上海市政府が指定する施設で隔離(最大14日間)が求められる方向となります。この場合,各空港から指定施設まではAOC(空港公団)が手配する車両により,集団で移動することとなります。

 

自宅での隔離、または指定施設(ホテルなど)での隔離となります。
上海在住の方はこの話題で持ちきりです。

 

 

 

なお、日本以外にも、韓国イタリアイランも同様の対応となるようです。

 

 

 

 

地域差があるようですが、青島や大連も同様の対応とのこと。
1ヶ月集中的に対応して収束に向かわせたこともあり、
ここで新規感染者を増やすまいと徹底した姿勢を感じます。

 

隔離といってもホテルなどの滞在なので、
「万全を期して様子をみる」というイメージですね。

 

当面、中国への不要不急の出張・旅行は避けたほうが良いかもしれません。

 

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。

よければフォローお願いします。

新型コロナ対策、休校中の過ごし方。公園に行く時に気をつけることは?

外出はどこまでOK?

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、
地域により休校措置が取られています。

 

できれば家から出ない方が良いですが、
遊び盛りのお子さんと毎日家の中にいるのはなかなか大変。

 

www.huffingtonpost.jp

 

お休み中に祖父母の家へ・・・
というお誘いもあるかもしれませんが、
高齢者には最も注意が必要です

 

あえて言い切りますが、新型コロナウイルスから守るべきは高齢者であって、元気な子供たちではありません。感染を広げない目的の一斉休校ですが、そのことで高齢者を危険にさらすとしたら本末転倒です。

ですから、今後、地域での流行が始まったときには、祖父母の家には遊びに行かせないこと。長期に孫を預けるつもりなら、流行がはじまる前に疎開させてください。

 

我が家も祖父母の家に誘われましたが、
神奈川県は感染者が多い地域なので、
落ち着くまでは、と断りました。

 

人がいない場所」を選べば、
ある程度の外出(公園など)は大丈夫だと思います。

 

 

人との接触を避けることが重要

「公園なら行ってもOK」といえども、
大勢の子どもが遊具に密集していたり、
保護者が集まって長時間立ち話、というのはあまり良くなさそうです。

 

個人的には、こんなことに気をつけています。
(上海在住の皆さんに習いました)

 

・人が少ない公園に行く
・人がいない時間帯を選ぶ
・2m四方に人がいなければマスクなしOK
・対人距離を1~2m保つ
・近距離で集まって長時間話さない
・話す時はお互いマスクをする
・遊具を触った後はよく手洗いする

 

 

上海で休校中の方も、
人がいない場所を見つけて、時々お子さんを遊ばせているようでした。 

 

「動かない」「集まらない」「うつさない」
が大切な意識です。 

 

ポイントに気をつけて、
長いお休みをストレスなく乗り切りましょう。

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。

よければフォローお願いします。

 

 

▼関連記事・日常対策

nene02.hatenablog.jp

 

▼上海・休校中の過ごし方

nene02.hatenablog.jp

 

県職員〝子連れ出勤〟可能に 最終手段、会議室で「宿題」 新型ウイルス防止で神奈川県庁

どうする?休校中の出勤問題

政府から全国一斉休校の要請を受けて、
自治体判断で、一部地域で休校の実施が始まりました。

 

問題になるのが、共働き家庭です。
休業、預け先確保、子連れ出勤など、
各企業苦慮しながら対応しています。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

主に小学校低学年の子どもを想定、子どもたちには各職場の会議室で宿題をするなどして過ごしてもらう。乳幼児は不可だが、個別事情に対応するため学年に上限は設けない。子どもへの感染防止のため、時差通勤を義務づける。 

 

子どもを電車に乗せて出勤するので、ラッシュ時を避けるなどやや注意が必要ですが、
職場で受け入れてもらえるのは心強いですね。

 

こんな意見もありますが・・・

 

地方の場合は、マイカー通勤という場合も。

 

Twitter上でも賛否両論です。

今まで何度も議題にあがってきた”子連れ出勤”が、これを機にすんなりと社会に浸透するかもしれません。

 

新たな試みが日本中で始まっています。

 

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。

よければフォローお願いします。

臨時休校中に「子供たちにぜひ見て欲しい」…科学技術の動画をまとめたWebサイトが急きょ公開

休校中は新たな学びのチャンス?!

新型コロナウイルス感染拡大に伴い休校となり、
「何をして過ごそう?」とお悩みの方も多いと思いますが、
休校中の子どもに向けた様々な動きが出ています。

 

headlines.yahoo.co.jp

 

コンテンツのジャンルは「さっと見られる映像」「のんびり延々と見たくなる映像」「ゲーム要素のあるコンテンツ」「よみもの」「工作」「VR対応映像」「講演会・サイエンスカフェ・成果発表などの映像」の7つ。 

 

これは面白そうですね。
ともすればユーチューブとゲーム漬けになりそうですが、上手くこのようなコンテンツを生活の中に入れていけると、
学校と同じようなリズムが作れそうです。

 

こちらは発案の方からのメッセージ。

 

さらに、自宅で過ごして、自分の将来を考える時間も増えると思われる中で、動画をきっかけに科学に興味を持って、それこそ、新型コロナウイルスに負けない研究をするような、将来の日本を支える科学者が生まれるきっかけになるとうれしいです。 

 

普段忙しく過ごしていると、
なかなか子どもと一緒に考える時間が取れませんよね。

 

これを機会に、子どもの新たな一面が発見できるかも?と、今からワクワクしています。
大変は大変ですが・・・長い休校期間、楽しんでいきましょう!

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。

よければフォローお願いします。

"新型コロナ"最多77人の北海道…推計感染者940人「軽症で若年層に広がっている」 政府の専門家会議

未検査の軽症感染者が多い?

日本国内最多の感染者数が報告されている北海道。
推計感染者は940人という試算。

 

news.yahoo.co.jp

 

北大医学研究院(理論疫学)の西浦博教授が2月25日の時点の調査で940人に上る試算を示し、「(公表されている)道内感染者は77人だが、推計と10倍のひらきがあり、軽症で若年層に広がっているのでなければ整合性がつかない」と述べました。 

 

軽症の場合、風邪様の症状であり、
気付かないうちに他人への感染を広げている可能性があります

 

北海道以外にも、
感染者が多い地域では、感染者として表に出てこない軽症の方がいるかもしれません。

 

「風邪かな?」と思っても、「うつさない」という意識を強く持って、
一人一人が感染拡大をさせない行動が大切ですね。

 

▼関連記事

nene02.hatenablog.jp

 

▼感染拡大抑制にマスク着用を

nene02.hatenablog.jp

 

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。

よければフォローお願いします。

家庭の新型コロナ対策、朝・昼・夜にやることは?1日の過ごし方

家庭で「徹底的に」予防するには?

「手洗いするのは知ってるけど、
他に何かできることは?」

 

手洗いの前にまず「動かない・集まらない・うつさない」が最重要ですが、
仕事で出勤したり、学校に行ったりと、完全に人を避けるのは難しいですよね。

 

そこで、できる範囲での予防をより「徹底的」にするため、
上海在住の方々が実際にどのような日常対策をしているのか?上海東和クリニック藤田医師(@mdfujita)より現地事情を伺いながら、本記事を作成しました。

 

ぜひ家庭での日常的な予防にお役立てください。

 

 

1、1日を通してやること

特に以下のことに気をつけましょう。

 

●手洗い・・・都度
●粘膜に触れない・・・手で目鼻口に触れない
●換気・・・常に少し窓を開けておくか、2~3時間毎
●トイレ・・・蓋をして流す、便座やドアノブの消毒
●人と接近しない・・・1~2m離れる

 

手洗いのタイミングはこちら↓

 

2、朝・・・家族の健康チェック

朝起きたら、窓を開けて換気し
家族の健康チェックをします。

 

●家族全員の検温
●喉の痛みや咳などがないか
●爪切り
●水分補給

 

発熱や咳が見られる時は無理をせず、
自宅で休むようにしましょう。

 

「他人にうつさない」という意識が大切です。

 

3、昼・・・外出時は人がいない場所へ

昼間は、2歳の子とお外遊びに行きます。
行く場所は人が少ない公園などお外のみです。

 

私の場合、外出の時は眼鏡+マスク+手袋をします。
マスクは他人への感染予防、
眼鏡は目をこすらないため、
手袋はウイルス付着を防ぐためです。

 

 

一ヶ月前の上海では、
まず外に出る人があまりいませんでしたが、
外出時は完全防備でした。

 

シャワーキャップ、ゴーグル、マスク
使い捨て手袋、ツルツルした服、
靴カバーまで!

 

 

屋外に行く時はあまり心配せず、気分転換してください。
2m四方に人がいなければマスクをしなくても大丈夫です

 

 

 

また、公園の遊具はたくさんの人が触るため、
遊んだ後はしっかりと手洗いしましょう

 

4、帰宅後・・・ウイルスを室内に入れない

ウイルスが室内に入るのを極力避けるため、
外から帰った時の対応が重要です

 

 

●外で身に着けていたものを全て玄関に置く
上着洗えるものは洗濯機へ
●しっかり手洗い(20秒くらい)
●顔を洗う
●ペーパータオルで拭く(または家族分のタオル用意)
●手指のアルコール除菌
●バッグなどに除菌スプレー
●ルームウェアに着替える
●玄関の手が触れた場所をアルコール除菌
スマホや眼鏡を除菌

 

外から持ち込んだ汚染物を置く場所を決め、
生活空間にウイルスを持ち込まないことが大切です。
子どもの場合は、帰宅してすぐお風呂に入るのも効果的だそうです。

 

家屋消毒用に、ハイターが代用できます。

 

 

5、夜・・・たっぷり睡眠をとる

夜はバランスの良い食事を取り、
ドラマなどを見てゆっくり過ごして、
たっぷり睡眠を取ることが大切です

 

心身ともに健康に過ごせると良いですね。

 

 

6、とにかく心身の健康が第一

何事もそうですが、心身の健康が大切です。

 

日々変わりゆく状況に不安はありますが、
今できることを徹底的にやって、
適度にリフレッシュしながら過ごしましょう

 

人ごみに行かなければ、外に出ても大丈夫です。
近所を散歩したり、車でドライブしたり、
人のいない海や山に行くのも良いと思います。

 

 

 

しっかりと予防することで精神的に落ち着く面もありますが、
逆にきっちりやることがストレスになる方もいます。
ストレスを溜めないよう、できる範囲で日常の予防に取り入れていただければと思います

 

動かない・集まらない・うつさない
この意識を強く持つことが大切ですね。

 

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。

よければフォローお願いします。

上海ではどうしていたの?休校・在宅勤務中の過ごし方。鉄則は「動かない」「集まらない」

休校になったら仕事はどうする?

日本もついに一斉休校の要請が。
仕事をする両親はどうするか、混乱の声が多く上がっています。

 

 

 

中国も一斉休校の対応を取りましたが、
同時に企業も一斉に在宅勤務に切り替えたため、
子どもの預け先問題は起こりませんでした。

 

在宅勤務ができない場合は、
シッターサービスファミリーサポートを利用したり、
近所の方と連携したりできるといいかなと思います。

 

台湾ではこのような対応になっています。

 

 

一斉休校には、感染拡大を抑制するための意図があると思うので、
そこを最重視した上で、問題を解決していきたいですね。

 

休校中はどう過ごす?

さて、休校中はどうすればよいのでしょうか。
上海を例にして、休校中の過ごし方をご紹介します。

 

上海市は1/23に武漢を封鎖してから、
全市一斉に休校・在宅勤務に切り替え、
「人との接触」を徹底的に回避させるようにしました。

 

当時の街中の様子です。

 

 

全く人がいませんね。みんな自宅待機です。
こちら、普段は渋谷並みの人がいる通りです。
上海に10年住みましたが、こんな光景は見たことがありません。

 

国家主導のもと、市民もともに収束を目指しました
経済的なダメージを覚悟して社会の活動を全て止めた裏には、
集まらない」「動かない」という状態を作り、
一気に感染拡大を抑えたいという意図があります。

 

日本では全てを止めることはできないので、
個人の意識がとても重要になってきます。

 

休校中は友達と集まったりショッピングモールに遊びに行ったりせず、
自宅待機することが大切です。

 

休校中、上海日本人学校の対応は?

全市休校ですので、日本人学校も休校になりました。
かれこれ1ヶ月休校し、更に追加で1ヶ月延長です。

 

その間、家庭学習の進め方は保護者に連絡があり、
オンライン上で教材が配布されたり(都市による)、
基本的には各家庭で両親がフォローしていきます。

 

上海の現地校やインターではEラーニングを採用している学校も多く、
これを機に、教育現場が変わっていく感じがします。

 

本の学校が休校になる場合、
中国の日本人学校の対応が参考になるでしょう。

 

 

さて、世界中で感染拡大していく中、
「正念場」はいつまで続くのでしょうか。

 

個人でできることをしっかりと。

 

Twitter(@nenenotebook)でも、

新型コロナウイルス対策について毎日つぶやいています。